セキュリティ・ユーザー管理マニュアル(管理者向け)
店舗の機密情報であるマニュアルを守るため、キャストの入店・退店に伴うアクセス権限の管理は非常に重要です。「退店した人間が二度とマニュアルを見られない状態」を作るための手順とルールを以下に定めます。
1. 原則:1人1アカウントの発行
セキュリティを保つための大原則は、「全員で同じパスワードを使い回さない(共有しない)」ことです。
- 理由: 全員共通のパスワードだと、誰か一人が辞めた時に「全員分」のパスワードを変えなければならず、非常に手間がかかるからです。
- 解決策: 入店時に、そのキャスト専用のユーザー名とパスワードを発行します。
具体的なアカウント発行手順
- WordPress管理画面の左メニューから [ユーザー] → [新規追加] をクリックします。
- ユーザー名: キャストの名前(例:
taro_strive)を入力。
- メールアドレス: 本人のアドレスを入力(※パスワード紛失時に自身で再発行可能になります)。
- パスワード: [パスワードを表示] をクリックして初期パスワードを生成し、メモして本人に伝えます。
- 権限グループ (重要): 必ず 「購読者」 を選択してください。
– 購読者(Subscriber): マニュアルを読むことはできますが、編集や削除、他の設定変更は一切できない「閲覧専用」の権限です。
- [新規ユーザーを追加] を押して完了です。
2. 退店時の処理フロー(最優先作業)
キャストが退店(退職)した場合、その日のうちに以下の操作を行い、アクセス権を無効化してください。
手順:ユーザーの無効化・削除
- WordPress管理画面にログインします。
- 左メニュー [ユーザー] → [ユーザー一覧] をクリックします。
- 辞めたキャストの名前を探します。
- 削除する場合: 名前の上にカーソルを合わせ、[削除] をクリックします。
– ※「すべてのコンテンツを消去する」を選択して実行してください。
- 一時的に止めたい場合: ログインを禁止するプラグイン(導入済みの場合)で「無効化」ボタンを押します。
【重要】: これにより、そのキャストが持っていたパスワードは即座に使えなくなり、マニュアルへのアクセスは一切断たれます。
3. 定期的なセキュリティチェック
パスワードの管理
- 管理者(代表・社長)自身のパスワードは、他のキャストに推測されない複雑なものに設定してください。
- 3ヶ月〜半年に一度、管理者パスワードの変更を推奨します。
管理者権限の限定
- 「記事を消せる権限(管理者)」は代表と社長のみに限定してください。
- 一般のキャストは「購読者(見る専門)」などの権限で登録することで、マニュアルを誤って消されるリスクを防げます。
4. 万が一、情報漏洩の疑いがある場合
もし、外部の人間がマニュアルを見ているなどの疑いがある場合は、以下の対応を即座に行ってください。
- 全ユーザーの確認: 心当たりのないユーザーが登録されていないかチェック。
- 管理者パスワードの変更: 代表・社長のパスワードを全く別のものに変える。
- アクセスログの確認: 誰がいつログインしたかの記録を確認(必要に応じて調査スクリプト等で対応)。
セキュリティは「面倒くささ」との戦いですが、一度流出した情報は取り戻せません。退店時のユーザー削除だけは、必ず徹底してください。